京都の夏といえば祇園祭!

祇園祭には千年以上もの歴史があります。

その起源は平安時代にあるとされ、流行した疫病を治めるために当時の全国の国数と同じ66本の鉾を立てて悪霊を追い払ったのが始まりとのこと。

それが今の山鉾につながっているのですね。

豪華絢爛、大きいものだと10t近くになる山鉾。それらが大きな掛け声に合わせ通りを曲がるときに見られる「辻回し」は必見です。

文句なしに日本を代表するお祭りのひとつといえるでしょう。

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京都祇園祭2017年概要

祇園祭2017年日程

7月1日から始まる祇園祭は1か月ものあいだ続きます。

2017年の主なスケジュールです。

  • 前祭の宵山・・・2017年7月14~16日※15.16のみ歩行者天国、屋台あり
  • 前祭の山鉾巡行・・・2017年7月17日(月)9:00四条通と烏丸通の交差点出発
  • 神輿渡御:神幸祭・・・2017年7月17日(月)16:00八坂神社出発
  • 後祭の宵山・・2017年7月21~23日※歩行者天国、屋台なし
  • 後祭の山鉾巡行・・・2017年7月24日(月)9:30烏丸通と御池通の交差点出発
  • 神輿渡御:還幸祭・・・2017年7月24日(月)17:00八坂神社御旅所出発

前祭と後祭の違い

祇園祭には前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の2つのお祭りがありますが、近年までひとつにまとめられていました。先祭に続いて同じ日に後祭を行っていたのです。

けれど2014年に後祭が別日程として復活。昔からの習わしである祇園祭を後世に正しく残そうと昔と同様の日程で行うようになりました。

先祭では23基の山鉾が、後祭では10基の山鉾が巡行します。また屋台が出るのは前祭だけとなっています。

ただそれだけに先祭の混雑は避けられません。もう少し落ち着いて楽しみたいという方には後祭がおすすめです。

宵山について


出典:http://photo53.com

山鉾巡行の前日から3日前までを順にさかのぼって宵山、宵々山、宵々々山といいます。

宵山は巡行する山鉾ではなく、飾り付けられた山鉾を見るのがその魅力です。

暗くなってくると駒形提灯に火が入り、それは幻想的な夏の夜の雰囲気を醸し出してくれま

す。

場所は八坂神社周辺など。前祭の宵山は場所によって歩行者天国となりますが、歩行者も一方通行になります。人の多さを物語っていますね。

周りからは祇園囃子が鳴り響き、あちこちに並ぶ屋台。

これぞ日本の夏祭りの景色といえるでしょう。

通りのお店では宵山限定メニューを作っているところも。そういった町中がお祭りモードになっている宵山。

前祭の宵山は人の多さは覚悟ですが、浴衣を着ている人もたくさんいます。

京都、夜、夏祭りとくれば、浴衣!お祭り気分も倍増すること間違いなしですね。

山鉾巡行について


出典:http://photo53.com

夕方から始まる神輿渡御の先立ち、その日の朝から町の人たちが各町に伝わる山鉾を曳行する行事。

先祭では23基、後祭では10基の山鉾が巡行されることになっています。

山鉾巡行の見どころといわれる壮大な辻回し。これは山鉾が交差点に差し掛かったとき、方向転換する様子をいいます。

四条河原町は河原町御池などの交差点で見ることができます。

広い交差点はその様子が見やすいですし、狭い交差点は山鉾がスレスレの状態で回る様子が見られます。

選ぶポイントで違った雰囲気を楽しめますね。

また前祭のみ稚児舞が披露されます。これは山鉾巡行のコースを清め祓うというもの。こちらも見どころのひとつで、毎年稚児が選ばれたというニュースは祇園祭に先立ち話題となります。

そして後祭には花傘巡行と呼ばれるものも見られます。

これは花傘をはじめ、子ども神輿や祇園太鼓、馬長稚児などの大行列。1000人近い人数が巡行します。美しいものが次々と列をなして・・・圧倒のスケールですね。

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京都祇園祭2017年オススメ日程

祇園祭は1か月も続く長いお祭りです。どういった部分を楽しみたいかで狙う日程は変わってくるといえるでしょう。

やっぱり人は多くても鉾を曳く祭りの力強さやその豪華さを楽しみたいなら「先祭の山鉾巡行」。

夜の幻想的でいかにも日本の夏祭りを楽しみたいなら「宵山」。

人がそこまで多くなくて、それでいて日本の伝統のお祭りを感じたいなら「後祭の山鉾巡行」をオススメします。

京都祇園祭ちまき販売日

ちまきと聞くと端午の節句のちまきを想像される方も多いかと思いますが、祇園祭のちまきはそれとは全然違うものになります。

家に飾るお守りで厄除けです。そして鉾ごとに縁結びや学問成就などのご利益があるとされています。

販売している期間はわずかで、山鉾を組み立て始める13日の午後あたりから売り切れるまでの数日間のみ。販売している場所は各鉾の保存会になります。

ただこのちまきは売切れ御免となっていて、手に入れるのはなかなか大変。

前祭の山鉾巡行が行われる頃にはほとんどのものが売り切れとなることが予想されます。

手に入れたい方は前日までの早いタイミングでお買い求めくださいね。

京都祇園祭屋台情報

祇園祭は出店日が限られています。

宵山と宵々山の2日間だけなっているので、屋台も楽しみたい方はご注意ください。

屋台が出る場所は

  • 三条通りから蛸薬師通りまでの烏丸通り
  • 新町通り、室町通りで山鉾が建っているあたり

になります。

また四条烏丸一帯は歩行者天国になります。

京都祇園祭交通規制について

先祭では四条通りを中心に歩行者天国となり市内中心部は通行止めとなります。

後祭では歩行者天国こそありませんが、車両通行止めや臨時一方通行区間は多く、この日は車で市内中心部を走るのは難しいと思います。

まとめ

  • 鉾を曳く祭りの力強さやその豪華さを楽しみたいなら「先祭の山鉾巡行」
  • 夜の幻想的でいかにも日本の夏祭りを楽しみたいなら「宵山」
  • 人がそこまで多くなくて、それでいて日本の伝統のお祭りを感じたいなら「後祭の山鉾巡行」
  • 先祭では四条通りを中心に歩行者天国となる

いかがでしたか?京都の夏の風物詩、祇園祭。

そこには祭りの豪華絢爛さやその熱気のほかに京都ならではの歴史や文化を感じることができます。

山鉾巡行や宵山。とにかく人が多いイメージもありますが、一度は体験してみたい日本のお祭りですね。ぜひ今年は計画してみませんか?