2020年東京マラソンが行われるのですが、マラソン代表選手の選考方法が変更になることが2017年に決定しました。なぜ選考方法が変更されたのでしょうか。また、どのような選考方法になったのでしょう。

選考方法のカギとなるMGCレースへの出場資格や開催日時などを紹介したいと思います。

それでは最後までご覧ください。

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東京五輪マラソンの選考方法

東京五輪マラソン代表選手枠

まずは東京五輪マラソン代表として、どのくらいの選手が出場できるかですね。

調査したところによりますと、東京五輪オリンピックのマラソンには男女各三枠が設けられております。その枠をかけて今後レースで競い合っていくわけです。

ただ、今回の東京五輪は3枠の中でもそれぞれ選考方法が異なっていることに特徴があります。その特徴を下にご紹介してまいります。

選考基準方針

公式文書にて、東京五輪マラソン代表の選考方法について紹介がありますため、そちらのご紹介を致します。

3.選考基準

編成方針に基づき、以下の優先順位により、日本代表選手を選考する。

(1)MGCレース優勝者

(2)MGCレース 2 位又は 3 位の競技者の内「MGCレース派遣設定記録」を突破したMGCレース

最上位の競技者

(3)選考基準 (2)を充たす競技者がいない場合、MGCレース 2 位の競技者

(4)MGCファイナルチャレンジにおいて、「MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録」を突破し

た記録最上位の競技者。ただし、MGCシリーズに出場(完走)、又はMGCレースの出場資格

を有することを条件とする。

(5)選考基準(4)を充たす競技者がいない場合、選考基準 (2)を充たしていないMGCレース 2 位ま

たは 3 位の競技者

4.選考方法

(1)選考基準(1)、(2)、(3)による選考は、MGCレース終了時点において、即時内定とする。

(2)選考基準(4)及び(5)による選考は、MGCファイナルチャレンジの男女それぞれの全指定競技会

終了時点において、即時内定とする。

うん。。。ちょっと分かりづらいですね。

簡単ではありますが、下に私なりに分かりやすくご説明してまいりますため、ご安心ください。

3名中2名の選考方法

今回の選考方法では、3名の内、まずは2名の選手が決められます。

2名の選手となるためにはMGCレースで優勝するか、上位2位になることが条件です。

しかし、MGCレースに参加するための条件も設けられており、MGCシリーズと称される国内主要レースに出場し、良い記録と順位を獲得しなければいけません。

MGCレースにて成績を残した2名は、即時代表選手として、枠が確保されます。

MGCシリーズはMGCレースへ参加するための予選だということがわかります。

二段階の条件が設けられているため、選手にとってはかなり大変そうですが、より正確に実力保持者を選び抜くことができるのでしょう。

残り1人の選考方法、出場資格       

今回の選考方法では、残りの男女各1名の選考方法は、MGCファイナルチャレンジというレースで決定することとなります。

MGCファイナルチャレンジは、MGCシリーズに出場(完走)、又はMGCレースの出場資格 を有する選手が参加できます。

そして残り1枠を獲得するには、MGCファイナルチャレンジにて、「MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録を突破」していて、尚且つ「最上位」だった選手に権利が与えられます。

また、万が一MGCレース派遣設定記録を突破できた選手がいなかった場合は、MGCレースにて、2位または3位を獲得していた選手が出場できます。

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MGCシリーズ開催日程 

男子MGCシリーズ

  • 第71回、72回福岡国際マラソン(2017年12月3日、第72回未定)
  • 北海道マラソン2017、2018 (2017年8月27日、2018年未定)
  • 第67回、68回別府大分毎日マラソン (2018年2月4日、第68回未定)
  • 東京マラソン2018、2019、(2018年2月25日、2019年未定)
  • 第73回、74回びわ湖毎日マラソン大会(2018年3月4日、第74回未定)

近々開催されるレースの開催日時は決定し、公表されているのですが、翌年の開催日時は未定ですが、大体同じ時期に翌年も開催されることになるでしょう。

女子MGCシリーズ

  • 第3回、4回さいたま国際マラソン (2017年11月12日)
  • 北海道マラソン2017、2018 (2017年8月27日、2018年未定) 
  • 第37回38回大阪国際女子マラソン大会(2018年1月28日、第38回未定)
  • 名古屋ウィメンズマラソン2018、2019 (2018年3月11日、2019年未定)

MGCファイナルチャレンジ

男子MGCファイナルチャレンジ

  • 東京マラソン2020(2020年2月頃)
  • 第73回福岡国際マラソン選手権大会(2019年12月頃)
  • 第75回びわ湖毎日マラソン大会(2020年3月頃)

女子MGCファイナルチャレンジ

  • 第5回さいたま国際マラソン(2019年11月頃)
  • 第39回大阪国際女子マラソン大会(2020年1月頃)
  • 名古屋ウィメンズマラソン2020(2020年3月頃)

 

MGCレースの開催日程

MGCレースの開催日程に関しては、公益財団法人日本陸上競技連盟が日本代表選手選考方針という表明にて、2019年の9月以降に開催予定だとしています。しかし、実際の詳しい日程や時間は明らかになっていません。

ただ、2019年の10月までには確実に開催されるだろうと予想をしております。なぜなら、第5回さいたま国際マラソンが2019年11月中旬に開催されることが予想されるためです。

MGCファイナルチャレンジとなるこのレースに出来るだけ日程を被らせないようにしようと運営側も調整をしてくるのではないかなと予想されます。ですので、MGCレースは9月~10月開催が可能性が高いのではないでしょうか。

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なぜマラソン代表選考が変更に?

変更前の選考方法

これまでの選考方法としては、世界選手権入賞の日本人トップと、男子4レース女子4レースにて、優秀な成績を修めた上位2人が代表となっていました。

この選考方法により、リオデジャネイロオリンピックの代表選手を決める際、日本女子マラソン選手の福士加代子選手は、選考レースにて日本陸連が設定しているタイムを破り、圧勝したのです。誰もがオリンピック出場だろうと思うような、素晴らしい結果だったのです。

しかしながら、すべての選考レースが終わってないということで、代表選手即時内定はもらえませんでした

こういったできごとも理由の一つとして、日本選手選考の方法は不透明であるとされ、変更されることになったのでしょう。

日本の選手の成績が悪い?

日本人選手の成績が悪いということも変更となった要因ではないかと示唆されています。

日本はオリンピックでのマラソン選手の成績が、このところ不調です。

2004年のメダル以降、日本はメダルを獲得できていません。

今回の選考方法の変更で、より実力のある選手を代表としようということなのでしょう。

 

まとめ

  • 東京オリンピックに際し、選手の選考方法が変わる。
  • 代表選手の男女各2人はMGCレースにて決まり、残り男女各1人はMGCファイナルチャレンジにて決定する。
  • MGCレースの開催は2019年の9月以降に行われる。

日本の選手選考の不透明さや、成績の不調などの要因から選考方法の変更となった。

今回の選手選考方法の変更に関して、現場の指導者や選手からは歓迎の声が挙がっているようです。

選考方法の変更により、新たに発見される実力の高い選手も出てくるのではないでしょうか。

東京五輪マラソンの結果も期待できそうです。

メダル獲得を応援しております。