2017年4月23日から行われる仏(フランス)大統領選挙の有力候補の一人として、極右翼党のルペン氏という女性大統領候補がいます。

ルペン氏は公約として「144の大統領公約」というものを明示しています。 

どのような内容の公約であり、ルペン氏が大統領になると、どのような影響がもたらされるのでしょうか。

公約の一部の内容や、ルペン氏が党首である極右翼党について大統領選挙の支持率などについて、紹介したいと思います。

それでは最後までご覧ください(^^♪

スポンサーリンク

ルペン氏の政策内容

愛国的保護主義のためフランスがEU離脱へ

ルペン氏はかなりの愛国的保護主義の持ち主です。その考えから、「フランス人のためのフランスを」作ろうとしています。

そのためには、EU離脱加盟国であるフランスは離脱する必要があるとして、EU離脱を公約の一つとして掲げています。

ルペン氏が大統領になってからの、第一の目標となることが考えられます。

しかし、EU離脱の後の様々な大きな影響を示唆し、懸念する声も多く上がっている状態です。

移民政策で難民を制限

移民政策で難民を制限するという公約も掲げています。

これは、ルペン氏の公約のEU離脱政策にも繋がる内容となります。

フランスでは難民問題が、何年も前から問題視されています。難民にとってフランスは都合が良く人気の高い国なのです。

なぜなら、難民が移住してきてから正式な手続きを行えば、福祉の面で保証を受けられます。また、医療施設を無料で利用することも出来ます。難民にとって、かなり住みやすい環境になるのです。

フランスとしては難民が多くなると、フランスの経済に大きく影響を及ぼします。フランスは難民を拒否したいのです。しかし、EU加盟国である限り、移民を拒否することが出来ないため、EU離脱をしたいと公約として掲げています。

ルペン氏は難民の移住を、年間一万人までに制限するという政策を掲げています。

1-3.フランス国籍者を優先的にバックアップ

フランスはEU加盟国であるため、原則的に国境審査を受けることなく自由に出入国ができます。

そのため、一般人はもちろんの事、テロリストの移動も自由に出来てしまうのです。

フランスではテロリストによるテロの問題も長年問題視されています。

フランス人の安全を守るためにも、EU離脱により、国境をしっかりと決め、出入国を制限するという政策を掲げています。

また、ルペン氏は女性を守るという公約も公言しており、男性社会で女性が活躍できる世の中を作ろうとしています。

 

ルペン氏が当選したらどうなる?

EU離脱のための国民投票が行われる

ルペン氏が大統領になれば、EU離脱という公約実現のため、国民投票が行われます。 

仏フランス憲法にはEU加盟国であることについても明記されているため、離脱のためには憲法改正の必要があります。

憲法改正のためには国民投票を行わなければならないのです。憲法改正は大統領の独断で出来るものではなく、国民投票で票を集めた上で、議会の上下両院に認めさせる必要があります。

しかし、現在のフランスの状態としては、国民投票を行うことすら難しい状況です。

ルペン氏はEU離脱のための憲法改正は出来なくとも、シェンゲン協定からは脱出し、入国者を制限する考えを公言しています。

EU離脱に伴い失業者が続出?!

ルペン氏が大統領となり、EU離脱となれば、必然的に通貨がユーロからフランになります。フランに戻すためには、平価切り下げを行わなければいけないため、国民の負担が年間70億にも及びます。

更に急激なインフレ購買率の低下が引き起こり、フランス国内産業が停止することとなり、失業率が高まります。

EUの景気が悪くなり日本にも影響

EUを主に支えてきたドイツ、イギリス、フランスのフランスが離脱することになると、EU崩壊が予想されます。経済的破綻を迎えてしまう可能性が高いでしょう。

すると、EUには日本の企業も沢山進出しており、日本企業の業績にも大きく影響が出ます。 

また、通貨の買い付けを行っている投資家にもEU崩壊の影響は大きいでしょう。

EU加盟国の景気が悪くなり、ユーロやポンドの価値が低下し、負債を抱える投資家が後を絶たない状態となる可能性が高いため、今後のフランスの動きには注意が必要でしょう。

ルペン氏所属の国民戦線党について

国民戦線党とは、1972年に成立した党です。

国民戦線党の思想としては、国民保守主義です。また、フランス人至上主義であるため、イスラムや黒人を嫌い、反移民の思想も持っているようです。

EU懐疑主義でEU離脱を訴え、反グローバリズムです。更に国家主権主義とも言えるでしょう。

実は、死刑の復活も望んでいます。ちょっと怖いですね。。。血統主義ではあるものの、あからさまな人種差別になる発言は避け、イスラム過激派にのみ発言すると公言しています。

仏(フランス)大統領選挙の支持率

仏(フランス)大統領の支持率は、2017年4月6日時点の世論調査によると、マクロン氏とルペン氏がリードしている結果でした。

また、前回の世論調査では有力候補とされなかったものの、今回の世論調査で急速な追い上げを見せたのがメランション氏です。

<4月6日時点 第1回大統領選挙 支持率>

  • マクロン氏→24%
  • ルペン氏→25%
  • フィヨン氏→20%

4日のテレビ討論会にて説得力のある討論を披露し、支持率が急上昇中となっております。

まとめ

  • ルペン氏は144の大統領公約を掲げた。
  • ルペン氏が当選すると、EU離脱の可能性がある。
  • フランスEU離脱となると、EU崩壊の可能性は極めて高く、世界に及ぶ影響は大きい。
  • フランス大統領選挙の支持率はルペン氏とマクロン氏がリード

前回の世論調査での有力候補者2人のスキャンダル疑惑により、支持できないと考えた国民や、ルペン氏のEU離脱に反対する国民の票が他の大統領候補者流れているのでしょうか。

フランス大統領の権力やEU加盟国の中でも、大きな力を見せているフランスです。大統領がルペン氏になれば、EU離脱、EU崩壊の可能性も高く、今後どうなっていくのでしょうか。

いずれにせよ、フランス国民が安心して暮らせる国、EUの経済安定を祈り、大統領選挙を見守っていく必要がありますね。

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。