日本では3月に入り寒い日に混じって春のような暖かい日が続くと、桜もつぼみが成長し、4月に入るといよいよお花見シーズンの到来です。

早咲きの桜や日本の桜の8割を占める染井吉野もありますが、今回は遅咲きの桜として知られる御室桜」についてご紹介します。

それでは最後までご覧ください。

スポンサーリンク

【仁和寺】開花予想や満開見頃

例年の開花状況

御室桜の5年間の開花日には4月4日から4月14日と10日の差があります。

平均すると4月7日。満開になるのは4月11日から2~4日間という状況です。

染井吉野が散り始めるころ、御室桜が咲き始めるのですね。

 

2018­年:開花予想や満開見頃

御室桜の2018年の開花予想は4月7日

満開見頃予想は4月12日となっています。

2月中旬から寒暖の変化が大きく、暖かい日が続くとつぼみの成長が早まります。

今年もつぼみの成長は順調に進んでおり、京都の桜も例年並みの開花になるところが多いとのことです。

とはいえ、自然の植物なので、必ず予想通りということはありません。

桜は、雨や気温の上下によって早く開花したりするので、お花見を予定している方は桜開花予想などまめにチェックしておくのがよさそうです。

スポンサーリンク

【仁和寺】御室桜の見どころや楽しみ方

御室桜は遅咲きの桜

御室桜は染井吉野やしだれ桜に比べて開花時期が遅く、4月上旬から咲き始め、中旬から下旬に見頃を迎えます。

仁和寺には、しだれ桜や染井吉野などいろいろな種類の桜が咲きますが、御室桜は染井吉野が散り始めるころに咲き始める桜です。

境内には約550本の桜が自生していて、そのうち約200本が御室桜です。

染井吉野の見頃を逃してしまっても、まだ仁和寺の御室桜の満開を楽しめます。

仁和寺の桜は、長期間お花見が楽しめるお花見の名所なのです。

また、御室桜は名勝・日本さくら名所100選にも指定されている由緒ある桜です。

「お多福桜」

世界遺産にも登録されている仁和寺に咲き誇る御室桜。

樹高が低く、大ぶりで花弁が厚く、色も濃い御室桜は、別名「お多福桜」も呼ばれています。

その歴史は古く、江戸時代から庶民の桜として、「わたしゃおたふく、お室の桜、鼻(花)が低くても、人が好く」と詠まれ、人々に愛されてきました。

その丸っこくかわいい桜は今もとても人気です。

「君の鼻は、御室の桜だな~」とか使われるそうです。

御室桜は樹高が低くても美しく咲き誇る、そんな気高さを褒め称えているのですね。

その花弁は、もともとは八重でしたが、現在は一重や半八重などいろいろなものに変化しているようです。

間近で観察してみるのも面白いですね。

低木である

仁和寺は御室桜で知られていますが、実際には御室桜という品種はありません。

「有明」など数種類の樹高の低い桜が群生していて、これらの桜を総称して「御室桜」と呼んでいます。

御室桜は樹高が2~3mくらいしかなく目の前で花弁を鑑賞できるということで有名になりました。

ほかの地域に自生する有明は樹高も高く、仁和寺の有明だけが低木なのです。

その確かな理由はわかっていませんが、仁和寺の境内の地が粘土質で根が長く張れず、酸素や栄養が行き届きにくいため、低木になるようです。

樹高が低いため、国宝級の建造物である五重塔と桜と人が、一緒に記念写真に写ることもできます。

また、人の目線の高さで花が鑑賞できる遊歩道を歩くと、桜のトンネルをくぐっているようで、ほかでは味わえない貴重な景色を観ることができます。

 

由緒あるお寺、仁和寺

仁和寺は真言宗御室派総本山の由緒あるお寺です。

御室桜のお花見でも、いくつかお寺ならではのルールがあります。

  • 桜園は飲食禁止(五重塔近辺や木立は可)
  • ゴミは持ち帰る
  • 大人数での入場は事前の申請が必要 など

参拝時間は9:00~17:00

入場料は大人500円 中学生以下200円です。

国内外からたくさんの観光客が訪れる京都ですので、マナーを守ってお花見を楽しみたいですね。

また、境内にはお茶屋さんやお団子屋さんなどのお店が少しありますがそれほど多くありません。

金閣寺から龍安寺、龍安寺から仁和寺までの道を“きめかけの路”といい、食事処やお土産屋さんが集まっているので、昼食などはこちらですませることもできます。

ライトアップ場所や時間

仁和寺の桜は、基本的にライトアップは行われません。

2017年の桜の時期には、2年ぶりにエクスプレス・カードの会員限定で、夜桜鑑賞会が開かれたようです。

  • 2017年4月15日(土)・16日(日)18:00~19:00(受付)
  • 参加料 1000円

※こちらのイベントに申し込むには、「そうだ京都、行こう」エクスプレス・カードへの入会が必要です。

また、京都にはライトアップされる桜のスポットがほかにあるので、夜桜を楽しみたい場合にはそちらで鑑賞するのもいいですね。

混雑状況

いつ頃が混雑している?

仁和寺は一年を通して毎年10万人の観光客が訪れる人気スポットです。

とくにお花見の時期はとても混みあいます。

京都内で染井吉野などの桜の時期が終わると遅咲きの御室桜にお花見客が集中するからです。

空いている時期を狙うなら早朝がおすすめ

混雑するといっても境内は広く人がせめぎ合うほどではありませんが、なるべく空いている方がいいという場合は参拝開始時間始まってすぐか、終わり近くの夕方がよいですね。

まとめ

  • 京都の遅咲きの桜といえば仁和寺の御室桜
  • 仁和寺境内には約200本の御室桜が咲き誇る
  • 御室桜の樹高は2~3mとほかの桜と比べて低いので、人の目線で鑑賞できる
  • ぼってりと可愛い御室桜は「お多福桜」とも呼ばれ、江戸時代から多くの庶民に愛されてきた
  • 世界遺産にも登録されている仁和寺の御室桜は名勝・日本さくら名所100選にも選ばれている人気のお花見スポット

今回は遅咲きで有名な、京都仁和寺の御室桜についてご紹介しました。

京都には、御室桜のほかにも、お寺など人気の観光スポットが多くあります。

一度京都に足を運んで、京都のシンボルでもある五重塔と低木の御室桜のお花見を楽しんではいかがでしょうか。

長文お付き合いいただき、誠にありがとうございました。