イギリス総選挙はイギリス議会の下院議員を選ぶための選挙です。以前2015年に総選挙が行われ、当初の予定では次回の総選挙は2020年に行われることとなっていました。しかし、2017年に行われるということは3年も前倒しになったのです。

現在の首相であるテリーザ・メイ首相が選挙を行いたいと宣言し、採決されたため早まることとなりました。

イギリスの総選挙について詳しく紹介していきたいと思います。

それでは最後までご覧ください。

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イギリス総選挙の投票/開票日程

投票日程・時間

  • 投票日:2017年6月8日
  • 投票時間:午前7時~午後10時(日本時間午後4時~午前7時)

イギリス総選挙は、3年時期が早まり2017年6月8日に行われることになりました。投票所であるPolling stationで投票を行うことになります。

投票時間は現地時間の午前7時なので、日本時間午後4時です。

2015年のイギリス総選挙では、午前22時が投票終了時刻とされていたため、今回の選挙も同様の投票終了時刻となる可能性が高いでしょう。

総選挙に基づき、現在の議会は5月3日に解散となる模様です。

開票日時・時間

  • 開票予想日:2017年6月8日(投票日に即日開票)    

開票について、2017年の総選挙の開票日時の詳細は掴めていませんが、2015年の総選挙では5月7日に投票が行われ、翌午前11時30分には当時首相となったキャメロン首相が、エリザベス女王にお目見えしています。

その為、今回2017年の総選挙の開票も投票終了時間後、即日開票が行われるのではないかと予想されます。

2015年と同様の開票日時となれば、日本時間午後8時30分くらいには、総選挙の結果を知ることができるでしょう。

イギリス各政党の主張

保守党の主張

イギリスの二大政党の1つとされている保守党ですが、現首相であるメイ首相をはじめとする党です。これまでEU離脱を主張してきた党ですが、今回の総選挙でもEU離脱についての主張が行われるでしょう。

なぜなら、2016年6月23日にEU離脱についての国民投票が行われた際に、離脱すべきであるとした国民が51.89%、残留すべきとした国民は48.11%でした。

しかし約1年たった今でもEU離脱には至っていません。保守党の中でも、離脱派と残留派がいるため、難航しているのではないかと考えられます。

今回の選挙で離脱派の議員が多くなれば、EU離脱へ大きく前進するのではないかと示唆されています。

労働党の主張

イギリス二大政党の1つである労働党です。

党名のごとく、これまでの労働党は労働に関する思想を強く持つ党であり、今回の選挙でも労働に関する主張が行われるのではないかと思われます。

所得税や法人税、社会的支援について改善していくという意向を表明するでしょう。

スコットランド国民党

2015年総選挙獲得議席数→59議席中56議席獲得

スコットランド国民党の主張としては、イギリスからの独立や分離が挙げられます。2015年の総選挙では、スコットランドの選挙区に割り当てられる議席数が59議席であり、その中で56議席も獲得した実績があります。

2017年6月8日に行われる総選挙でも多数の議席を獲得するのではないかと示唆されています。

保守党、労働党という二大政党に次ぎ、第三の政党と呼ばれるようになるかもしれません。

イギリス総選挙の結果予想

4月13日時点の支持率

  • 保守党→44%
  • 労働党→23%

2017年6月8日の選挙に伴い、4月12日13日に国民支持率調査が行われました。

国民支持率調査の結果は、保守党が44%、労働党が23%を獲得しています。

イギリス総選挙の結果予想

2015年に引き続き、保守党は過半数の議席を獲得し、EU離脱への道が加速するのではないかと考えられます。

また、見落としてはいけないのがスコットランド国民党です。前回の総選挙よりも更なる成長を見せ、議席数を獲得すれば、イギリスからの独立や離脱が実現化される可能性あります。

自民党もあるのですが、自民党の支持離れが加速しています。自民党は大学授業料の無料化を主張していたのですが、保守党と連立政権となった際に、授業料の値上げに合意してしまったことで、支持率は低下していきました。

今回の総選挙でもそこまで多くの議席は獲得できないでしょう。

現在、総選挙実施に伴い、引退すると表明している議員も数人いますし、今後も引退を表明する議員が出てくるかもしれません。議員の引退も議席獲得数に関係してくる可能性があります。

イギリス総選挙の仕組み

議会の仕組み

イギリスの議会は上院と下院によって構成されています。

上院のほうは貴族の中から任命されることになるので、選挙は行われません。そのため、今回の選挙も下院の議員を決めるための選挙です。

小選挙区制度に基づいた散居が行われる為、一つの選挙区で1名だけが選出されます。この一人は有権者が代表となってもらいたい人物一人に投票することができ、一番多く票を獲得した人が、代表となります。

議員の任期は5年ですが、今回のように総選挙の実施が早まれば、自ずと任期も短くなります。

投票の仕組み

投票できるのは投票日に18歳以上となっている国民全員です。またアイルランドや英国連邦加盟国の国民や、イギリス在住の18歳以上の者であれば、有権者登録をすることで投票することができます。

イギリス国外に住んでいる国民も、有権者登録をしていれば、オンラインでの投票が行えます。

有権者登録は、イギリスの選挙管理委員会のサイトにて登録事務所に電話し登録することができます。

しかし選挙実施日に伴い、有権者登録も締切日が決定される為、注意が必要です。

ちなみに前回の2015年総選挙では、休日を除き12日前に締切日が設定されておりました。そのことを考えると、今回も12日前となる5月22日が有権者登録の締切日となるでしょうね。

まとめる

  • 2017年イギリス総選挙は3年の前倒しとなり6月8日に実施される。
  • イギリスの二大政党は今回も支持率上々。
  • スコットランド国民党の成長が見られる
  • 総選挙のけっかによって、イギリスEU離脱、スコットランド独立の可能性がある。
  • 有権者は18歳以上のイギリス国民
  • 有権者登録を済ませておけば国外からの投票も可能

今回のイギリス総選挙の争点は、EU離脱に対し離脱賛成か反対かであると予想されます。

党の隔てももちろんあるとはいえ、国民もEU離脱について残留の意向を示している議員かEU離脱に賛成している議員かが、選ぶポイントとなるのではないでしょうか。

いずれにせよ、選挙活動、総選挙を無事に終えることができればいいなと思います。

イギリスの政治がいち早く安定することを祈ります。

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。